
日銀の利上げ序曲が始まった
予想として、日銀は2023年後半にも変動幅を0.75%程度に拡大すると読む。ただ、新日銀体制後に突然、「YCCの即時撤廃」も考えられる。次の総選挙後に現岸田政権が、どうなるのかが最大の鍵であろう。

12.20黒田ショック後の日銀政策とは
変動幅拡大の決定が大幅な長期国債利回りの上昇を引き起こし、さらなる変動幅拡大を強いられるような混乱が生じるリスクを低下させる国際金融情勢になったことが、このタイミングでの変動幅拡大決定の理由であったと推察できる。

インフレ持続で日本でも金融緩和見直しの必要
エネルギーなどで強力な価格統制を実施している日本だけが、安定的な2%の物価上昇が達成できていないとして、大規模な緩和政策を続けているのは、何とも異様なことと言わざるをえない。

太陽光パネル義務化のまやかし
太陽光発電は既に大量に導入され、頻繁に出力抑制が行われている。晴天になると一斉に発電するので余った電気を捨てているのだ。これ以上導入するとなれば捨てる電気も一段と増える。

日本は大幅賃上げが出来るのか
生産性や成長期待に変化がなく、単にトレンドインフレ率の上昇が賃金に反映されるだけならば、日銀の2%物価目標は達成されるが実質賃金は改善しない。実質賃金の上昇という勤労家計の夢の実現には、生産性や成長期待の上昇こそ重要だ。

日銀はポスト黒田で政策転換できるのか
誰がなっても苦難が待ち受ける次期総裁だが、今のところ日銀OBを中心に水面下で名前が挙がっている。ポスト黒田になる人物は、これまでにないプレッシャーに晒されることになろう。

日本の大幅賃上げは大幅物価上昇につながる
実質賃金が減少するなか、インフレによる賃金の目減りを補うインフレ手当を支給する企業が増え、政府、日銀をはじめ、労働組合や経済界からも景気回復のために今春闘での大幅賃上げが必要との大合唱が起きている。


米国の対中“ハイテク王国“潰し
米国は中国による「世界の工場」の地位弱体化と半導体を含むハイテク製品などのサプライチェーンを中国からデカップリングさせる決意を実行に移し始めた。

日本の半導体リベンジ戦略と米中関係
最先端半導体の90%以上が台湾で生産されている。バイデン政権の技術的デカップリングは、武力による台湾統一のスケジュールを早める可能性があると考える。


ドイツ経済は正念場なり!
ドイツは深刻なエネルギー問題に巻き込まれている。ガス不足はいずれ幾分解消されるだろうが、価格は危機前をはるかに上回る水準で推移する可能性があると警告している。

日本のエネルギー危機 EUより深刻化する恐れも
日本はロシア依存がさほど大きくないものの、もともとエネルギー自給率が1割程度と低い。政府が進めようとしているのは、「地元の同意」という面でハードルが高く、実現性という面でリスクのある、原発を再稼働、新増設だ。

露・ウクライナ戦争でのトルコとサウジの仲介
中東2カ国(トルコとサウジアラビア)の仲介努力を改めて検討し、今後の国際社会への影響について考察する。

悪しき産業政策が日本をダメにしている
この冬には、おそらく、ロシアからのLNGが止められ、ロシア依存の姿勢を変えていない日本では電力危機が起こるだろう。これが日本経済を悪化させることは間違いない。

ダッチロール現象の米国経済なり
現在の米国経済はまだ消費が強すぎるし、労働需給も逼迫の度が強すぎる。察するに、まだまだ「脱コロナ」できていない部分がある。

黒海からの穀物輸出再開とトルコ政権
トルコのエルドアン政権は、ロシア・ウクライナ戦争を「活用」した外交を展開し、国際社会でのトルコの地位を高めることで、政権の求心力を高めようとしている。

日本でもCPI上昇率の実勢は4%近い
今の黒田日銀の判断は、昨年秋まで「インフレは一時的」と言い続けたパウエルFRBの判断と似ているように思われる。




























