公開日 2025年10月23日

なぜ2001年から金融資産の半分をゴールドにと言い続けてきたのか?

乱世の不安定な時代は資産防衛のためのヘッジが最高の投資です。
なぜ2001年から金融資産の半分をゴールドにと言い続けてきたのか?

資産防衛が最高の投資

2001年から「金融資産の半分をゴールドに」と言い続けてきました。
現在、ゴールドが急騰しているので、資産のほとんどがゴールドになり、資産を急増させている人が多いです。

2001年から「金融資産の半分をゴールドに」と言い続けている理由は次のとおりです。
①2001年より前
資産防衛が最高の投資になると予測

②2001年春
ゴ-ルドが長期下落から反転上昇するタイミング

③現在
実際に激動開始、そして加速

①資産防衛が最高の投資になる

2001年の前、1990年代後半から「資産防衛が最高の投資になる」というテーマの無料メルマガを発行していました。
当時、激動の時代(=黙示録の時代)が近い将来に来ると予測しており、黙示録の時代は国の信用が低下し大混乱の時代になると認識していたからです。

平和な安定した時代には、伸びていく企業の株を買うことが一番の投資ですが
乱世の不安定な時代には、資産を防衛するためのヘッジが一番の投資になります。

時代が変わることを予測するのは実は分かりやすいことだと思います。
黙示録の時代を終わりから遡って推測することができれば、変化が見えてくるからです。

時代によって投資の目的が変わることは明白です。

②長期下落から反転上昇するタイミング

2001年春頃のゴールド市況は次のような最悪の状態でした。

最悪のセンチメント

長期下落を続けたゴールド投資については、だれも口にしない状態で、「ゴールドは終わった」というセンチメントでした。
このように大衆から見向きもされなくなった時が大底となりやすいです。
同時に長期下落で売る人がいなくなった相場は上昇しやすくなっています。
20年間の日柄調整があったからです。

産金コスト割れ

当時のゴールドは産金コスト割れにまで価格が下落したので、世界中の金鉱山会社は経営難に陥っていました。
産金コスト割れは大底を形成する要素です。

金鉱山会社のゴールド空売り

金鉱山会社はゴールドを売っても利益にならないので大量のゴールド空売りをしていました。
ゴールド価格が下落すると利益になるポジションを持っていたということです。
金鉱山会社の場合、空売りしているゴールドを決済する際に、反対売買で買い戻す代わりに手持ちのゴールド現物を渡して精算する「現渡し(げんわたし)」も可能ですが、それ以上に空売りで利益を出していたようです。
ゴールドの空売りが市場に大量にあると反転上昇しやすいです。

粉飾決算

また、金鉱山会社だけではなくゴールド精錬関連企業も業績が悪く、粉飾決算をし、株価が1/20になっていた会社もある酷い状態でした。
大底はこのような全面的に悲惨な状況の時に形成されやすいです。

2001年は戦争・テロが予想されていた

2001年1月には永田町で「今年はテロか戦争がある」と囁かれていました。

当時の相場環境では、テロや戦争はゴールド上昇要因です。
(実際に2001年9月11日に アメリカ同時多発テロ事件 9.11があり、ゴールド価格は上昇開始しました。)

このような状況で、2001年春にゴールドは大底を付けると判断し、私は日本株から撤退して、世界中の金鉱山株を買うことから始めました。
ゴールドが大底から上昇する時、ゴールドより金鉱山株の方が大きく上昇するからです。
世界各国の金鉱山株は米国ナスダック市場で上場していました。

ちなみに、日本の住友金属鉱山は菱刈鉱山を保有していますがメイン事業ではないので金鉱山株には分類されません。

2001年当時、日本株は1990年以降の長期下落相場で、底打ちする気配もなく空売りしても日経225プットオプションの買いをやっても利益にするのが難しい状況でした。

ゴールドの方が先に長期下落から大底を付けて反転上昇すると判断したのです。

③実際に激動開始、そして加速

2007年6月8日から激動の時代(=黙示録の時代)になると事前に予測し、日経225はこのころから下落開始し、リーマンショックの大暴落へと繋がります。

その後、次のようなことが多発しています。
・金融危機(100年に一度と言われたリーマンショック)
・戦争
・想定外の災害
・世界各国の政府の信用低下

現在、これらは加速している状況です。
現在、黙示録の時代に対する長期的なヘッジはゴールド以外、見当たらない状況です。
従って現在、「金融資産の半分をゴールド」の意味は「残りの半分は現金」という意味になっています。
現金は災害時などにも必要ですし、金融危機でゴールドが暴落した時にゴールドを買い増すためです。

まとめ

資産防衛が最大の資産運用になる黙示録の時代にローリスク・ハイリターンを実現するのがゴールドです。

時代の波に乗ることが投資の基本です。

時代の波に乗る意識を持っていたから
2001年から「金融資産の半分をゴールドに」と言えましたし、現在も黙示録の時代が加速中なので言い続けています。

これからさらに黙示録の時代は加速するので、時代の変化に振り落とされないようにしてください。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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