公開日 2025年3月11日

暴落や乱高下でも一喜一憂しない投資

想定外のトランプ大統領発言で相場が乱高下していますが、一喜一憂せず、逃げ道の用意が大事です。
暴落や乱高下でも一喜一憂しない投資

乱高下する相場

連日、想定外のトランプ大統領発言が続いているので目が離せません。

それを受けて各相場が毎日のように乱高下しており、一喜一憂している投資家は多いです。
朝、起きて、ニュースを見て一喜一憂するのは危険です。
感情で投資しているからです。

さらに今後、金融危機・株暴落のトリガーになりそうなこともあります。
米国のゴールド準備金が無いかもしれないのでイーロンマスクの監査が入ろうとしていますが、本当にゴールドが無ければ、金融業界に激震が走り、金融危機のトリガーになります。

ブラックスワン

激動の時代は想定外の事件・ブラックスワンが多発します。
1月にもディープシークショックがあり、ブラックスワンといわれました。
AIバブルを牽引してきて、AI関連株の先行指標だったエヌビディア株が大きく下落し、その後も不調です。

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エヌビディア 週足

エヌビディア株は政治銘柄的であり、ナンシー・ペロシ米下院議長が大量買いしていたものの、ディープシークショック前に全て売り抜けています。
政治的にバブルの終焉と考えたかもしれません。
今後もブラックスワン的な想定外の事件は多発するでしょう。

大きな材料がないのに過去最大の暴落

昨年、2024年8月には大きな材料もないのに、日経225は過去最大の下げとなりました。

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日経225 日足

大きな材料がないのにパニック売りとなったのは
腰を据えた投資家が少ないということです。
一喜一憂する投資家ばかり
感情で投資する人ばかり
の不安定な相場であることが露呈されたのです。

結果、海外からは日本株は仕手市場と判断され、海外からの日本株投資は手控えられています。

中央銀行バブルとAIバブル

このような状況を見ると、世界の株価は脆弱だと分かります。
昔から相場の高値圏・バブルの最後は乱高下してきました。

今迄、中央銀行バブルとAIバブルで株価が上昇してきました。
中央銀行バブルとは国債を大量発行して、それを中央銀行が買い、お金をばら撒くバブルです。
米国が一番のバブルですが、日本も同じです。
つまり、大量に借金をしてお金をばらまくことで好景気に見せるバブルなので、本質的な景気が良いわけではありません。
ばら撒きが終わると、不景気に暗転します。
金融相場から業績相場に移行できていないのです。

中央銀行バブルは通貨の大量発行になるので通貨安・インフレ・スタグフレーションを、もたらします。
インフレが大きくなると中央銀行バブルを継続することが出来なくなります。
通貨安・インフレがゴールドの最高値更新の主原因です。
AIバブルの方はディープシークショック以降、弱くなっています。

中央銀行バブルとAIバブルの両方ともピークが過ぎている様相を示しています。
すでに金融危機が始まっている可能性があります。

相場に飲まれない

昔から投資の世界では、朝起きてニュースを見て一喜一憂する人は多いです。

本来、投資とは淡々と自分とその時々の相場に最適化するのが王道です。
そもそも投資では次の2つの最適化が大事ですが、大きく欠落しています。
① 自分に最適化した投資
② その時々の相場・その時代に最適化した投資

投資では儲けたいという気持ちが強い人ほど利益になりません。
それゆえ、一喜一憂するのです。

一喜一憂するということは次のような状態です。
・ストップロスを入れなくてはいけないポジションなのにストップロスを入れていない
・レバレッジが高い
・資産の多くを株に投下している

儲けたいという気持ちは悪くはありませんが、強すぎることで感情的になり、お金の奴隷になっていきます。
投資家の多くの人はストップロスを入れていないので、暴落で資産を失います。
突然の金融危機があっても問題ない状態にしておくことが大切です。

逃げることができる投資

一喜一憂する投資家は損をするマインドセットです。

一喜一憂しないと聞いて勘違いする人も多いです。
株を高値圏で買っていても長期保有していれば、元に戻るので、暴落しても一喜一憂しないということではありません。

日本株が1990年以降20年以上長期下落を続けたことがあるように、長期低迷も十分考えられます。
米国株なら大丈夫という考え方が危険です。

投資環境が変わり、投資常識も変わったからです。

突然の株暴落でも逃げることができる投資が大切だと思っています。

一喜一憂しないために

一喜一憂しないためには暴落してから慌てて売買するのではなく事前に対処しておくのです。

①一喜一憂しないポジションを持つ
短期も長期も相場を見て一喜一憂しないようなポジションだけ持つ

②ストップロスを入れる
ゴールドの長期投資ではストップロスは入れなくても
株のストップロスは必須だと思います。

③目先の高値で売りポジションを持つ
次の記事を参考にしてください。

インテリジェンスを身に付ける

歴史から学ぶことが大事ですが、投資では多くの人が歴史から学ばず、富を失います。
過去の延長線上に未来がない激動の時代は過去の歴史とも違うので歴史から学んだ少数派でさえも間違うと判断しています。
激動の時代の本質はリアルインテリジェンス記事に書いてきたので、参考にしてください。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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