公開日 2024年8月16日

長期 分散 積立は危険?間違いだらけの投資常識

投資常識には間違いや昔の常識が多いです。プロが推奨する「長期 分散 積立」を筆頭に多くの投資常識を刷新する必要があります。
長期 分散 積立は危険?間違いだらけの投資常識

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前提が大きく変わっている

投資については実に多くの間違いが多いです。
これは投資常識が大きく変化していることをプロも含めて理解していないことが一番の原因です。
投資の前提が大きく変化していることを理解することが大切です。

もともと日本人は変化していくものを認識して対応することが苦手なので、特に注意が必要です。
昔から日本の機関投資家・金融機関・プロなどは途中で方針変更や止まることなく断崖絶壁から落ちるバッファローに例えられているほどです。

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これは思考停止を意味します。
その時々で投資スタイルも変化しているので、投資常識も変化しています。

具体的な間違い例

×長期 分散 積立が良い

金融業界が推奨しているのは「長期 分散 積立」です。
「長期 分散 積立」 が良い時は、前提が長期に右肩上がりが続く平和な時です。
平時には「長期 分散 積立」は有効ですが、現在の激動の時代には危険な考えになります。

長期投資は定期的に訪れる金融危機の時、株大暴落の時に買うのが王道です。
積み立ても株の底値圏でスタートするのが王道です。
これを否定するのが「いつでも買い」という考え方です。
「長期 分散 積立」は「いつでも買い」だという意味です。

金融危機を想定外とすることが間違いのはじまりです。

そもそも長期投資の期間が違います。
常識では長期は永久保有ですが、
実際には10年~15年です。
バブル崩壊の底値圏で買い
バブル天井圏で売りです。
激動の時代はなおさらです。

これは自分で判断するのではなく次のようにルール化すると良いでしょう。
■バブル崩壊の底値圏で買い
新聞トップの見出しで大きく「下落止まらず」と出たら買い
但し、買うものは、その時に吟味が必要です。
ゴールドは、その前に上昇しています。

■バブルの天井圏で利益確定
トレール・ストップロス上昇していき、下落開始で利益確定

ちなみに、先日の日経225の暴落は高値圏です。

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×プロが言うことが正しい

投資のプロの前提は「相場は分からないもの」だから「長期 分散 積立」を推奨することになります。
さらにポジショントークとして常に「今が株の買い時」という考え方が強固です。
これを真に受けることでバブルの天井圏で買って失敗する人がいます。

特に、現在、金融危機が近いと判断していますが、プロの多くは金融危機の到来を認識できません。
毎回、多くのプロが金融危機の時に大きな損失となります。

×高値で買っても長期保有すれば大丈夫

下がっても、ずっと保有していれば大丈夫と信じこんでいる人は多いです。
これは長期右肩上がりが永遠に続くという前提の時だけ有効です。

過去の延長線上に未来がない激動の時代は長期右肩上がりにならない可能性があります。
日本の1990年のバブルの天井で買ったもので30年以上経過しても元値に戻っていない株もあります。
30年後に元値に戻ったとしても、年齢的に意味がない人が多いと思います。

×投資とは個別銘柄を調べて投資

日本の1990年以前の高度成長時代には、個別株を調べて伸びそうな企業の株を買うというスタイルは有効だったかもしれません。
しかし、現在の激動の時代は、長期右肩下がりになるかもしれませんし、しかも、現在は個別銘柄を選ぶより、世界の各相場を見てインデックスに投資すると良い時代になっています。

×投資とは投資商品を買うこと

間違った投資教育の結果です。
投資商品を買わせるための教育を投資教育といってきた影響です。
カモになるだけです。

×情報は多い方が良い

AIに、無選別に大量の本を読ませるとバカになるそうです。
同様に、大量の投資情報を得ると大衆心理になり失敗します。
大衆心理は天井で買って、底で売るという、常に損をする心理だからです。

×YouTube動画で学べば良い

YouTubeには有益なものもありますが、投資におけるYouTube動画は、ほぼ大衆心理やポジショントークに陥っているので、かなり厳選する必要があります。

最近は動画しか理解できない人やLINE情報の短いものしか理解できない人が増えています。
複数の前提を理解できずに、二元論でしか考えることができない状態に陥っている人が投資をするのは危険です。

×目標利益を決める

投資の目標利益を設定することを推奨する人たちもいますが危険な考え方の一つです。
相場は、その時々に変化するので、簡単に利益になる時と、難しい時の差が激しいです。
それを無視して自分の都合で投資をすることで失敗します。

前提が違う

前提が違ったり、常識が間違っている原因は次の通りです。

①激動の時代という認識がない

現在は激動の時代であり、リーマンショックはまだ終わってないと判断しています。
つまり、金融危機は継続中だということです。

合わせてお読みください。

投資は「買い」「売り」「ポジションを持たない」の3つありますが、「長期 分散 積立」は買いしかありません。
片寄っているといえます。
長期投資であっても、金融危機前はポジションを持たないことが大事です。

②人類初の中央銀行バブル

現在のバブルは人類が初めて経験する中央銀行バブルなのでプロを含めて認識できていません。
極めて大事なことなので、合わせてお読みください。

③金融危機は想定外

今迄、投資の世界では金融危機を想定外とすることが多かったです。
特にプロが金融危機の到来を認識できないという不都合な真実があります。

リーマンショックの前年、日経225のピーク、2007年6月8日に激動の時代が始まるので、投資を止めることとをお伝えしていました。
当時、テレビ東京の番組「クロージングベル」にコメンテーターとして何度か出演していましたが、後からディレクターに聞いたところ、私以外のコメンテーターは全員、右肩上がりの予測だったそうです。

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プロは常に右肩上がりのバイアスを持っている傾向が強いです。

④グローバルマクロ視点が必要

グロ-バルマクロ視点とは、世界の全相場、そして経済状態などを見ながら、今最適な相場のポジションを持つということになります。
その時々に一番美味しい相場のポジションを持つということです。
日本の場合、グローバルマクロという概念が欠如しているので、金融危機にも気づかないのです。

⑤ポートフォリオが組めない

今の相場は世界各国の相場の連動性が強く、ポートフォオにならなくなっています。
どうなるか分からないからポートフォリオを組みましょうと勧められますが、どうなるか分からないのであればポジションを持たない方が良いです。

⑥認知バイアス

投資の世界は認知バイアスが強いです。
特に、投資系のプロの認知バイアスは強固です。

⑦プロは指標の改ざんを指摘できない

現在、米国の経済指標は強気に改ざんされています。
これは米民主党が大統領選挙のために、強気に改ざんしているのですが、ニュースでも報道されませんし、プロたちも指摘しません。
日本でも同じです。
大統領選挙が終わって経済指標が強気から弱気になると金融危機がスタートしやすくなります。

改ざんに気付いているプロは少ないと思いますが、気づいても指摘できません。
私たちが見るプロのほとんどは金融機関の下で働いているプロだからです。

⑧間違った投資教育

「投資とは投資商品を買うこと」を筆頭に投資教育が金融機関が安定的に利益にすることを目的にしています。
有名な投資家ウォーレンバフェットは金融危機で株大暴落した時に買い、バブルの天井圏で売却するのが基本投資スタイルですが、金融業界で、それを教えないのは不都合な真実だからです。

激動の時代の特徴

今の激動の時代・サバイバル時代の特徴は次の通りです。
金融危機
戦争
地震
想定外の災害
米国覇権の終焉
グレートリセット

これらは株が長期右肩上がりにならない、
過去の延長線上に未来がないということですが、
相場はこれらを織り込んでいません。
この前提の理解をせず相場が織り込んでないことを無視する人が多いです。

現在の「長期 分散 積立」の視点は次の通りです。
長期 現在、長期投資できるのはゴールドくらいです。
分散 ポートフォリオが組めません
積立 長期に上昇を期待できる相場はゴールドくらいです

本来の投資スタイル

その時々に一番美味しい相場に乗ることが大切です。
これはトレンドに乗ることであり
トレンドが怪しければポジションを持たないということです。

合わせてお読みください。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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