公開日 2023年8月27日

投資で間違える人急増 前提を理解する

過去の延長に未来がない激動の時代は常識がアダになります。投資で確信を持って間違え、富を失うことになります。
投資で間違える人急増 前提を理解する

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前提の理解が極めて大事

思考する前、判断する前に前提を正しく理解することが大事です。
前提を間違えると確信を持って間違えるからです。

最近、前提を間違う人が急増し、確信を持って間違える人も急増しています。
たとえば次のような認識違いが増えています。

・短期の話と長期の話が混乱
前提が長期の数年~十年の話なのに今日、昨日話として捉えている。

前提を間違える原因は次のとおりです。

前提を間違える原因

激動の時代は過去の延長線上に未来がない
グレートリセット
認知バイアス
ヒューリスティック
間違った情報・プロパガンダ増加
間違った投資教育

激動の時代は過去の延長線上に未来がない

多くの人が、激動の時代になったことを認識していません。
激動の時代とは過去の延長線上に未来がない時代です。
プロも含めて多くの人が確信を持って間違える最大のポイントです。

EUから英国が離脱することはない
2016年 、多くの専門家が分析した結果
「ブレグジット(英国のEU離脱)はあり得ない」と報道され、それがコンセンサスになっていました。
ところがブレグジットしたことで相場は大きく動き報道を信じて投資した人は大きな損失となりました。

トランプ氏が大統領選挙で勝つはずない
2016年、 米国大統領戦では多くの専門家が圧倒的に優位だと判断したヒラリー・クリントン氏が負けてドナルド・トランプ氏が勝ちました。
報道では
トランプ氏が大統領に当選したら株価は暴落するといわれてましたが、
トランプ氏が大統領に当選したら株価は暴騰しました。
全く反対に動いたのです。
報道を信じて投資した人は大きな損失となりました。

このように激動の時代は、専門家が確信を持って間違える時です。
過去の経験、常識と異なることが多い時代なのです。

グレートリセットの目的は?

過去の延長線上に未来がない激動の時代とは、言葉を変えるとグレートリセットの時代です。
中央銀行が際限なく通貨発行することを止めることはグレートリセットの目的の1つです。
グレートリセットになった時、多くのプロが想定外だったと言うのでしょうが、それは予め警告されていることです。

グレートリセットさせない力も働きます。
グレートリセットの詳細は具体的には明示されていません。
株は暴落してもまた元に戻るから大丈夫という言葉を聞きますが、これはグレートリセットの元では危険な考え方になります。

認知バイアスが酷くなっている

脳は過去の経験、情報と異なると確信を持って間違えます。

全ての人に認知バイアスがあります。
9割の人がこれから株が上がると思う時は相場の天井で、そこから株暴落となります。
これは認知バイアスが増加すると、相場の天井で、そこから株暴落という意味です。
現在、市場に認知バイアスが増えているので要注意です。
投資における認知バイアスを拾ってみたら26個もありましたのでご確認ください。

ヒューリスティックとは

脳は過去の経験、情報と異なると確信を持って間違えます。

認知バイアスと似ている、または表現を変えたものがヒューリスティックです。
ヒューリスティックとは
意思決定の場面において、緻密な論理で一つ一つ確認しながら判断するのではなく、経験則や先入観に基づく 直感で素早く判断することをいいます。

たとえば、この肩書の人は、このような考え方だと、脳が決めつけることです。
脳は基本的に省エネのため、過去の経験から答えを出し、その答えと現実の差分を埋めていくことをします。

分かりやすい本質的な内容が書いてあっても理解できないと何も内容がないと認識することがあります。
反対に難しそうなことが書いてあると中身が無くても濃い情報で良い情報だと認識する傾向があります。
大学教授が簡単なことを難しく言う原因でもあります。

本質的な内容に深く触れることがないことが原因なので、本質的な内容に触れていくことが問題を解消することになります。

私の記事は本質的であり実践的な記事ばかりなので参考にしてみてください。

間違った情報・プロパガンダ増大

報道や情報を鵜呑みにすることで確信を持って間違えます。
投資の世界では、もともと、ポジショントークやプロパガンダが多いですが、さらに世界的にプロパガンダが増えています。
これは今の戦争や支配が情報戦になっているからです。

8月23日ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏の乗ったプライベートジェットが墜落して乗員は全員死亡しました。
この事件について、プーチンの暗殺だという情報と西側の暗殺だという情報があります。
経済評論家たちが、確信を持ってどちらかの意見を主張することが多いです。
プロパガンダに騙されてしまう人も多いです。

ここで大事なことは、どちらの情報が正しいということではなく、世の中には多くの策略があり、報道を鵜呑みにすると大きな判断間違いをするということです。

間違った投資教育

投資教育や投資の常識を鵜呑みにすることで確信を持って間違えます。

長年、金融機関が投資商品を売ることを投資教育といっていたことから、かなりバイアスがかかっています。
さらに、今と昔では相場が全く異なることから常識が変わっています。
景気が良くなることで株価上昇する時代ではなく
株価を上げて景気を良くさせている時代です。

ゴールドは金利が付かないし動かないから投資には向かないと言うプロが多いですが、それは昔の話です。
2001年以降、ニューヨークダウよりはるかにゴールドの方が圧倒的にパフォーマンスが良いですが、相変わらず、ニューヨークダウよりゴールドはパフォーマンスが悪いと解説しているプロたちがいます。
チャートも見ずに過去の投資教育で学んだ知識を語っているだけだからです。

2001年からの変化率のチャートを見れば明らかです。

月足チャート

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プロほど古い情報を更新していない傾向もあります。

広範囲に認識力低下

投資の世界を離れても前提の存在が分からないことで問題となることが増加しています。
頭の中に自分の無意識の前提があり、その自分の前提を認識できないことと、相手の前提を理解できないことが根底にある原因です。

例として、あるメディアで紹介されていたAさんとBさんの議論を見てみましょう。
Aさん「今年の夏は猛暑なので、子どもが屋外で遊ぶのは危険だと思う」
Bさん「Aさんは、子どもが屋外で遊ぶのを禁止すべきだというが、私は反対だ。
なぜなら、外で遊ぶことで子どもは心身ともに発達するものだし、子どもを家に閉じ込めるとゲームばかりして、友人とのコミュニケーションにも悪い影響がある。
Aさんはそうなっても構わないのか?」

AさんとBさんの主張は、論点が大きく異なっているばかりか、全くかみ合わないで終わったそうです。

議論がかみ合わない原因は前提が違うからです。
Aさんの前提は、殺人的猛暑は危険だと伝えたい。
Bさんの前提は、子供を束縛したくない。

どちらも、お互いの前提の認識に至らないことで会話にならないのです。
前提を理解しないことはコミュニケーシュンができないということです。
お互いが前提の違いに気づき、ともに「子供を守ろう」という共通の前提になれば、素晴らしい議論になった可能性があります。

多くの人が無意識に設定した自分の前提も相手の前提も理解せずに議論を展開しています。
これはYouTuberなどのインフルエンサーやプロも含めて同じです。
住宅は賃貸が良いか購入が良いかの議論も頭の中に自分の無意識の前提があることで的外れになります。

自分の前提に気付いてないため多くの分野で的外れになっています。

一般の世界で、このように理解ができないのですから、投資の世界のような、間違った情報、ポジショントーク、プロパガンダ、間違った教育や常識などが多い世界では、皆が確信を持って間違えるのは当たりまえなのでしょう。

本質を理解することが大事

前提が分からないのは本質を理解できないことが原因です。
本質とは、聞けば当たり前、でも誰も言ってないようなことです。
本質とはインドの山奥に行って修行しなければ得られない秘伝ではなく、身近にあるようなことの中に本質があります。

たとえば、人の本質は次の3つです。
・愛されている存在 愛が動機(最高の動機)
・存在だけで価値がある(最高のセルフイメージ)
・人生には世の中を本質的に良くする使命がある(最高の目的)

聞けば当たり前、自分でもそう思っていたようなことですが、誰も言っていないのです。
この人の本質は、人類最大の発見くらいの大きな価値がありますが、その価値に気付かないとすれば、本質を理解することができなくなっているからです。

受験勉強をがっつりした人ほど、本質的な思考ができなくなってしまうことで本質の理解が困難になります。
本質を理解するのは本質に触れることが大切なのでこちらをお読みください。

投資において本質を理解するためには、こちらをお読みください。

本質が分かる時代がくる

グレートリセットの時代は本質が分からない人が淘汰され、本質が分かる人が生き残る時代ともいえます。
今迄明らかにされていなかった本質がどんどん文章化されていく時代です。
過去の延長線上に未来がないと聞くと恐れる人がいますが、そうではなく未来は自分たちで創るものです。
そして日本は世界を良くする大事な使命などの本質が沢山ある国だと判断しています。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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