公開日 2020年9月2日

公益重視の資本主義への転換 世界が見直す日本経営

マイナス金利となり、日銀が株と国債を買い日銀が大株主の企業が増加するのは、資本主義の末期症状。 時代はお金・経済による領土拡大競争から、良い文化で治められる共存共栄時代への変化点であり、文化の時代は日本文化が注目される時である。
公益重視の資本主義への転換 世界が見直す日本経営

8月19日に歴史的大転換を感じさせる声明発表がありました。

米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOによる「米経済界は株主だけでなく、従業員や地域社会などすべての利害関係者に経済的利益をもたらす責任がある」とする声明です。

この声明にはアマゾンドット・コム、アメリカン航空など180を超える米企業のCEOが署名し、従来の株主重視の資本主義から、公益重視の資本主義への転換を発表したのです。

利益優先の企業が公器に転換していくということです。企業は公器という概念は日本的経営の原点であり、使命に基づく使命経営の基本です。


100年以上続く企業の8割は日本に

世の中を永続的に良い方向に変革していくことが企業の使命であり、使命経営をしている企業は存在価値があって、存在価値が高い企業が存続していくということです。

ちなみに世界で100年以上存続する企業の何と8割が日本企業です。

日本は「企業は公器」という優れた文化を持っており、日本の良い文化が世界を変革し始めたといってもいいと思っています。

そして、一番大事なことは正しい使命の概念の理解です。

現在、マイナス金利となり、日銀が株と国債を買い日銀が大株主の企業が増えています。これは資本主義の末期症状だといえます。

時代はお金・経済による領土拡大競争から、良い文化で治められる共存共栄時代への変化点だということです。

これから、「株価の大暴落」を利益にすることが、まず大事だと思っていますが、それに加えて、大暴落後の世界を予見しておくことも大切です。

つまり投資対象・投資の考え方などが大きく変わってくると判断しています。

教科書的知識はすでに役立ちませんが、今後は命取りになる可能性もあるほど投資常識も変化するということです。

文化の時代は日本文化が注目される時です。

現在、和食が世界で大ブームですが、和食は自然との調和という重要な文化を持っています。

米国では、ピザ・ハンバーガー・ステーキの3種類だけを順番に食べている感があり、他国も似たようなものですが、日本では季節が72(72候)あり、約5日ごとに旬の食べ物が変わっていきます。

旬の食べ物はおいしく栄養価が高く健康的で安いという特徴があり、これは人と自然との調和です。

日本人は日本文化の良さを発信していく使命があると思います。

投資は時代の波に乗ることが大切ですが、これからは次の時代をつくっていくという意識が、投資でも仕事でも必要になっていくと思っています。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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