公開日 2022年7月20日

南の島の漁師・遊んで暮らすのは幸せか?

南の島のお気楽な漁師の暮らしを見てMBAを持つ旅人がアドバイスする有名な話があります。遊んで暮らすことを目的にすると貧困を招きます。FIREを目指すのも危険です。
南の島の漁師・遊んで暮らすのは幸せか?

南の島のお気楽な漁師に旅人がアドバイス

南の島の田舎町。
漁師が小さな網に魚を釣ってきた。
それを見たアメリカ人の旅人と漁師との対話です。

旅人「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」

漁師「2時間くらいかな」

旅人「もっと長時間、漁をすれば、もっと魚が獲れたのに。惜しいね」

漁師「自分たち家族が食べるには、これで十分だから」

旅人「それじゃあ、余った時間は何をしているの」

漁師「ゆっくり起きて漁に出る。戻ってきたら子供たちと遊んで、女房と昼寝して。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌を歌って。こんな感じの一日だね」

旅人はまじめな顔で
「MBAを取得した人間として、君にアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それで、余った魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。
そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら魚を卸業者に売るのはやめよう。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を納める。
その頃には君はこの小さな村を出て都市に引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
君はマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ。」

漁師「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

旅人「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

漁師「それからどうなるの」

旅人「それから? そのときは本当に凄いことになるよ」

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

漁師「それで?」

旅人「そしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、朝はゆっくり起きて、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。素晴らしいだろう」

漁師「・・・・・今の生活と同じ・・・」

人は他人を幸せにすることで幸せを感じる

この話を聞いて、いくつもの意見があると思いますが、1つ大事な視点は使命の概念が抜けていることです。
使命は人類に与えらえた最大の富であり、幸せは使命からくるからです。

人は他人を幸せにすることで幸せを感じる生き物です。
人生には世の中を本質的に良くするという目的があります。

多くの人が遊んで暮らことに憧れますが、それは
「人生には使命はない」
「あなたには価値がない」
という意味なのです。

遊んで暮らことを目的に早くリタイヤする「FIRE」を目指す人も増えていますが、この考え方は大きな間違いだと思います。

極めて大事なことなので、これらの記事も合わせてお読みください。

最新の記事をお届けします

Real Intelligence無料メルマガ

無料メルマガ登録

各講師のオンラインサロンや有料サービスもございます。詳しくは商品一覧ページをご確認ください。

プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

会員サービスに登録して
より有益な情報を手に入れよう

富を拡大するため一流で正統派の金融リテラシー・実践的情報を
元チーフディーラー集団からお届けします

会員サービス紹介
運営会社情報
エフピーネット株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1898号
金融商品取引業の種別:投資助言・代理業
加入協会:一般社団法人資産運用業協会
よくあるご質問お問い合わせ
Copyright © FPnet Co., Ltd. All rights reserved.